12/1 ルーロー飯食べたログ

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ルーロー飯を食べた。

地元の商店街に台湾料理店、というか台湾の小さい食堂みたいな、奥に細長くて狭い、だけど最近できたっぽい小綺麗な店があった。営業時間が18:00までという飲食店ではあまり見ない、それゆえにどういう人が経営しているのか気になるけど、それゆえにこれまでずっと入れない店だった。今日もあやうく入店のチャンスを逃すところだった。入ったのは17:55。

台湾に旅行に行った時にルーロー飯を食べてなるほどおいしい、というごくごくありふれた感動を得たけど、旅行の些細な感動の記憶を地元でいつでも(でもタイミングがシビア)味わえるというのはちょっとテンションが上がる。

店に入った時にいたのはお客さんなのか関係者なのか、気だるそうにしてるおばさんが一人と店員が一人。台湾の人だろうか、会計の時にちょっと違和感を感じた程度の馴染んだ感じの人だった。メニューを見ると台南料理と書かれていたので自分が言った台北とは違うのかなと思ったけど、そんなに違いは感じられなかった。ルーロー飯、牛肉麺、あとタピオカ、愛玉子、杏仁豆腐等。ルーロー飯セットを頼んだらパクチーの入ったスープと一緒に煮卵もついてた。あと大盛りにしておきました、と謎にサービスまでしてくれた。なんだろう、この店儲かってないのかな。営業時間ギリギリに来た最後の客だから?

味は普通においしかった。現地で特段おいしいルーロー飯を食べたわけではないけど、ルーロー飯というメニュー自体完成されていて、一定の手順と熟練度があればそれなりにおいしくなる感じの素朴な料理だというのはなんとなくわかる。だからこの店のルーロー飯もきっとそういう価値基準の中で「普通に」おいしいのだと思った。

と思ったら、ここでgoogleのレビューを見てみる。「台湾の友人ときたけど、台湾よりおいしいかもと言っていた。」、食べログのレビューには「日本人に合わせた味」「新小岩の良心」等々。いや他にも新小岩に良心はあるだろ。でんぶが多く台南風のルーロー飯と書いてあるところもあり、じゃあ自分が台北で食べたのは台南風だっただろうか。開店したのは2016年。そんな最近でもないのに店の存在自体知らなかった。店主の前職はエンジニア。台南生まれの日本人の方。適当な事書いてすいません。なんでも書いてあるなインターネット。その他もろもろ、なるほどグルメのブログはこうして書くのかという勉強にもなったけど、この店そんなに有名だったのか。星が⒋5とか⒊2とか89%とか、各種レビューを横断してもそれなりに高い評価の店だった。というわけで偉そうに普通だという事を書いていたらなかなかのどんでん返しをグルメサイトに喰らってしまったわけだが、普通においしかったのでまた今度来ようと思う。