コミティア126 文フリ27 戦利品

コミティアと文フリが都内で同時開催なのでがんばって回ってきた。

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コミティアはたいぼく氏、うそでも笑って暮らそうよ。ナクヤムパンリエッタ氏、しょうもな日記。

だいたいこの2氏の作品は毎回買いに行ってる。ナクヤム氏は顔と文体のインパクトでゴリ推しする独特の漫画記法を身につけた異能のまんが作家です。たいぼく氏は女子二人の関係性を濃く描くのに長けています。今回はvtuber二人配信動画2次創作みたいなピンポイントな漫画。二人とも収入を得て健康保険に入り検査、診療を受けるなどしてほしい作家さん達です。

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あとは文フリでエクリオ9。写真特集だけど、清水穣氏を引っ張り出してくるとは。最近の写真論はだいぶ更新が進み、オープンな雰囲気が出てきてフォロワーとしても読んでいて楽しいです。最近だとインスタグラム、自撮りなどSNSの話が出てきたり、ようやくネットと写真の関係について語れるようになってきたというか。関係ないけど、金村修が家電批評でiphoneポートレート機能のボケは擬似的なものだみたいなこと言ってて吹いた。これからどんどん写真論が面白くなっていくんじゃないでしょうか。

 

それにしても、同人即売会ってブースが多すぎて、その場で良作を発見して買うって難しいなと思う。今回買ったのも全部twitterで事前情報を得て、ブースを探して買ったし。同人即売会も今や日頃からSNSで発表してる人がフォロワー相手にガンガン告知宣伝して、ファンに自作を買ってもらう場になってるのかなという気がする。自分の嗜好、性癖の作品を本にして黙々とブースで売っていても気づかれずに埋もれてしまう。SNSマーケティング同人即売会はファンとの触れ合いの場、作品はコミュニケーションツール、それくらいの気持ちでいかないと…って自分も作家さんと対面してコミュニケーションなんてほとんどしないけど。そういう人らの集まりみたいなとこあるし…。売り手も買い手もがんばろ…。