ゆゆ式展行ってきた

きらら展の翌週にゆゆ式展という事で最近展づいてる秋葉原界隈。アニメ、まんが系の展示も記録として残しておくといいのかなと思い、なんとなくやっていますが。

ゆゆ式展が開催されたのはアキバ COギャラリー。11/30から12/2まで3日間という短い期間だけど、夜の21:00まで開催という社会人にやさしい時間設定。美術館ならともかく、美術系のギャラリーだとそんな夜までやってることはない。朝から整理券を配布して、即完売という事態もあったそう。行った時は11:30にはフリー入場になってた。

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入り口

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書き下ろし4コマボード。

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これがこの展示の核心でしょう。情報処理部の部室を再現したセット。中に入って撮影可と書いてあったけどみんな外側から撮ってた。この部室が展示空間の中心に設置されている。

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この鞄が3つ並んでるのがポイント。本物の情報処理部は存在しないので、実寸と比べてどうこうというのはないんだけど、この空間のサイズを体感するというのはファンとしては特別な経験のはず。

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あとは周囲の壁、一応年表風にまとめられていたり、お蔵出し資料、各巻の作者セレクトの話が展示されていた。

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あとちょっとこのお蔵入り4コマはおもしろかった。

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壁はスペースの壁ぞいに仮設壁を設けてワイヤで固定していた。

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帰り際に来場者が書き込めるボード。

 

中央の空間以外はこういうまんが、アニメ系の展示ではベーシックな内容の展示なんだろうけど、もう少し壁面をアイディアを出して充実させて欲しかったというのはある。

こういう展示は、展とは銘打つもののメインは物販イベントで、朝から並んでグッズを買ってくれる人が大事なお客さんというのはわかる。この展は入場無料だったけど、グッズが売れてくれればお客さんから入場料を取らなくても収支としては回るんだろう。とはいえこれだけまんが、アニメ系の展示があるんだからもっと新しいチャレンジも見たいところ。美術館でやるような展示はそれなりにレベルが上がってきてると思うんだけど。

ゆゆ式への愛を語らず淡々と展のレビューしてしまった。もちろんゆゆ式10周年おめでとうの気持ちはある。ただ熱意がグッズ購入に向かわないタイプのオタクで、展の構造の方に主要な関心がある。ファンの熱意を確認するようなレビューとは別に、展示自体をフラットに眺める立ち位置で書くという記事もあってもいいんじゃないだろうか。