休日をフィギュアを眺めて過ごしたリーマンの話
休日のサラリーマンのみなさんはどのようなお過ごしでしたか。日本語がバグっていますが書き出しはこんなものです。そのまま休日の話を続けますが、サラリーマンをやっていると土曜の午前は朝食を食べつつ洗濯物を洗濯機に入れコインランドリーに持って行って乾燥機にかけて待ち時間に本を読みコンビニで昼飯を買って今日は何をするかなーとか考えて、ワイシャツをクリーニングに出しつつ外出みたいな流れになると思うんです。すごい、わりと健全なサラリーマンみたいに聞こえる。
で、今日は何をするかなのところで私はインターネットでフィギュア画像を眺めていました。なんか字面が邪気を放ってますね。
必ずしもこういうエッチなやつだけを見ていた訳ではありません。
フィギュアのクオリティの高さは知っているつもりだったけど、こういう表現する所まで来てるとは知らなかった。マックスファクトリーのミクさんフィギュアはだいたいすごい。バーチャルアイドル普通こんなポーズとらない。www.goodsmile.info
これなんかもうツインテールなのかエフェクトなのか乗り物なのか台座なのかわからない。ツインテールの流れを目で追ってるうちに全身３６０度くまなく眺めることになりだいたいどこから見てもキメの角度が見えてくる。おパンツ何履いてるとかそういう次元の話をしてるんじゃないんですよ、休日のサラリーマンは！
これは白背景の方が映えると思う。元絵よりフィギュアへの立体起こしの解釈の方が上回ってて、ちゃんとミクの顔からリボンや指先、立体独自のアレンジの伸ばした足先へと視線が動くように設計されてて、二次元から空間へと視野が拡張してる。
ここまで見てるとミクさんのツインテールって、その表現だけで色々とやれてしまう便利なパーツ。だんだんツインテールというストロークの生き物を見てるような気持ちに。
視線キャッチャーとしての色付きの髪の流れと方向、車輪と走る身体の重心。脇に抱えたヘルメットとサコッシュ。これが一番欲しい。欲しいって言っちゃったね。一体二万前後で買える。大量生産できるとはいえ、これくらいの質感出してたら安さすら感じてしまう。金銭感覚を歪ませる欲望オーラを放つジャンルはやばい。
で、実物見に行こうと思って秋葉原のボークスまで行ったんです。こういう時の行動力は健全。上のやつをショーケースで見たんだけど、ファンネルみたいなのも良いんだけど、モビルスーツみたいな膝下から足首の造形がカッコ良かった。写真より実物の方が良い。
これも写真は旗ごと全体を撮ろうとしてバランス悪く映ってるけど実物は下半分が本題。旗のはためきとスカートのうねりのあたり。やっぱりなびきものは作り手もやりがいを感じてそう。
他にもラブライブのフィギュアのスカートのフリフリが気合い入ってて目を奪われたけど、その先ですごいおぱんつモロ出しになってました。休日のサラリーマンがショーケースに張り付いてフィギュアのパンツ眺めてる図って悲しくないですか…。
あとシャアのフィギュアが安彦調の劇画タッチの陰影をラメでうまく表現してて、プラモなのに二次元に見えるガンダムっぽい表現だなと思いました。
というわけで避けて通れないパンツの話題をなるべく避けて通りましたが、フィギュアはかなり鑑賞に堪えるということがわかりました。これは高尚な趣味です。性的な目で見るのもいいですが、それ以外でも充分見るべき、語れるポイントがある。今度はちょっとカメラ持ってグッスマの展示会に行こうかと思う。ちょうど近場でやってるきらら展の日と重なってるし。立派な休日の過ごし方の一つですよこれは。
